るるる と ららら

好きなこと好きなだけ

黒執事2016観たよ

1か月前にアッシュ入れてグリーン混じりの黒髪になったばかりなのに、もう黒なんて影も形も残ってないよ、初原です。

毎日シャンプーの泡が黒かったことが、何よりの証拠( ;; )

 

 

公演期間には行けなかったのですが、やっとこさ、映像で観られました。

「ミュージカル黒執事 ~NOAH'S ARK CIRCUS~」

「ミュージカル 黒執事 2016」の画像検索結果

 

黒執事」は、そもそも原作が大好き(時代設定とかストーリーとか、何もかもが好み)で、実は初演から映像で追っかけています。

1作目、2作目はオリジナルでしたが、原作の世界観をかなり忠実に守っていますし、3作目と今作は原作でも大好きなエピソードなので、舞台化、しかもミュージカルで、というのはうれしかったです。

 

いろんなところで言われることですが、黒執事ミュージカルは、とにかく再現度が高い

衣装も、原作の絵をそのまんま具現化させているようなものばかりですし、役者さんたちも「何か、この人あんまり……」って人を見たことがないです。

ビジュアルとしても演技としても、みなさん本当に素晴らしい!

 

そんでもって、再演を重ねるごとに、規模が大きくなっていく……!

(言い方がアレですが)どんどん、使われているお金が増えているんだと思います。セットや劇場にも。

だって、初演の愛知公演の時にやってた会場、自分が所属していた児童劇団が公演やっていたところと同じだったんですよ!?今思えばびっくりですよね(笑)

(因みに、その児童劇団ってのは、地元の人でも名前知らない人のが多いようなちーーーーーっさいものですので、自分がすごい人とかそういうのではないです、悲しいけど←)

 

 

そんなこんなで、シリーズ4作目(公演は5回目)となる今回、サーカス編

個人的には、前回のリコリスが、ストーリー展開もキャラクター造形も、音楽も、もう何もかもがクリーンヒットで大好きだったので、↑のビジュアルが公開された時から、新作もめーーーっちゃ楽しみにしていました。

 

いや~~~~とにかく華やか!!

とにかく、目玉はサーカス登場シーンでしょう!!

何あの迫り来る感じ!音楽も相まって、すごいです。

団員みなさん、いろんな芸を披露していましたが、中でもピーター&ウェンディが……本気のアクロバットじゃん……!

と思っていたら、本当にアクロバットを職業にされている方だったんですね。そりゃすごいはずだわ。その上、身長も原作に忠実って、一体どうなってるんだ……。

 

セバス再登板の古川くんも、更に悪魔っぷりに磨きがかかってますね。

初演の松下くんは、真顔でボケかますところや(笑)、「慇懃無礼」を絵に描いたようなところが魅力のセバスでした。

古川くんセバスは、持ち前の気品や優雅さをフル活用していて、本当に貴族とかそっち系の人なんじゃないかと思うほどです。

新シエル内川くん

自分の中で、歴代シエルNo.1は、不動の西井くん(初演千の魂)だったのですが、再現率の高さとしてはかなり僅差のNo.2に食い込んできました。

いや、もう見た目まんまシエルじゃん!あの青いサーカス衣装の似合うこと!

次回作の豪華客船編も、メイン2人は続投ということで。

内川くんは更に成長して帰って来るでしょうし、古川くんはまた、デレデレおじさんに成り下がることでしょう(論点の著しいズレ)。

 

 

が、正直言って全体としては……うーーーーーん、前のがよかった、かな(笑)

今作は、何と言うか、「ここはもっと時間かけてほしい!」ってところが、尽くアッサリ過ぎて行ってしまった印象でした。

 

黒執事のエピソードはどれもこれも重みがすごい(爆)ですが、このサーカス編は特にそうだと感じています。

前回の切り裂きジャック編は、犯人はマダム・レッド、とは言え、死神のグレルが加担していることで、少しファンタジックに消化されていました。

けど、こっちにはそういう要素は一切ない。

一連の事件を実行していたのも、裏で糸を引いていたのも、更にその裏で全てを仕向けていたのも、全て人間である、というメガトン級の重りをぶち当てて来るので(言い方)、原作を読み終えた時の後味ったらなかったです。

それが、舞台観終えた後にはありませんでした。ちょっと残念。

 

その割に、いらないところもちらほら。

個人的にずっと思ってるのが、演出(及び脚本)は、アバハンに何を求めているんだ……ってか多くを求め過ぎだ……。

あのお2人は毎公演本当に健闘されていて、よくメンタルやられないな(爆)と、もはや尊敬の域なのですが、果たして、この要素いります……?

ああいう、流れを止めてぶった切る上に、世界すら壊しかねない笑いの要素って苦手なんですよねぇ……。

次回作は演出の方が変わるとのことで。そこんところも変わるかな?

 

それから、いろんな方の感想にもありましたが、音楽が耳に残らない。

ちょっと凝りすぎなんでしょうか……。

1回観た時点で、最初のセバスの曲を何となーく覚えてる程度です。

再演リコリスの曲があんまりにも好きで、しょっちゅう聴いてるのですが、今回の曲はそこまでリピートしようとは思わなかったなぁ。

特に、はじめの方の使用人ズの曲。

テンポが速い上に言葉がぎっしり詰め込まれていたので、ウスノロ初原は着いて行くのが大変でした(個人の問題かよ、なんて言わないでぇ←)。

あとね、今作に限らず、ずっと思ってたんだけどね、1幕終わりの大合唱でいっつも音外してる女性いるよね?誰?メイリン?すごく気になるんだけど……。

 

 

という感じで、ちょっぴり肩透かしくらったサーカス編でした。

 

次回作となる今年(と言ってもスタートはまさかの12月31日、鬼か←)は、豪華客船編

最近、アニメの方も映画化されてましたよね?あえてぶつけたのかな?

実は、(以前人に貸してもらって)お話は知っているのに、単行本はまだ揃っていない初原。

豪華客船編も読んだ記憶はあるのですが、いろいろとうろ覚えです。

早く読みたい……でも古本屋になかなかない……!まぁ、古本から卒業しろって話なんですけど(笑)

原作では、“あの人”がまさかまさかのご登場で、大立ち回りなんかも見せていますが、舞台でも遂にメインで動くことになるんですかね……となると、初演から見てるファンは血が騒ぐというか、「遂に……!」感がすごいですね……!

リジーもいよいよ登場するのかな?女性出演者も増えて来ましたね~~最初はメイリンだけだったのに(笑)

 

どうしようかな、今度……行けるかな……。

時期が時期なだけに何とも言えない……。

こう見えて、一応大学4年生なのでね(笑)実は卒論とか抱えてるんでね(笑)

ま、何もしてませんけどね☆☆☆←

星組さん、台湾へ行く

ぼんじゅ!

今週から、遂に授業数が2コマに減り、金曜以外全休になりました、初原です。

前から聞いてはいたけど、4年生って何か……すごい(笑)

 

 

さてさて、昨日こんな発表が!

 

kageki.hankyu.co.jp

 

星組さん、二度目の台湾公演!

3年ぶり、ということになるのかな?星組さんは2回目。

海外でも人気続いてる証拠ですね、すごいな~~宝塚!

 

 

でつまり、現星トップの紅ゆずるさんは、2019年まで引き続き、ということになるんですね。

台湾公演は2018年だけれど、まさかこれで退団、なんてさすがにアリエナイ(笑)

退団あるとしたら、この次、ってことで2019年

 

 

……うん、まぁ個人的には、「お、おう…そうかぃ……」って感じです(笑)

紅さん、そんな長くやるとは。

 

紅さんは大好きなんだけれど、本音を言うと、紅さんは二番手、三番手ポジションがいちばん似合うタイプの役者さんだと思ってて、自分もその頃の紅さんのお芝居好きだったんですよね。

もちろん、「いつかはトップになるんだろうな」と思っていた方なんだけど(北翔さんがトップになった時は、ちょっとかわいそうとすら思った)。

 

今のスカピンも、毎日レポを見かけて、被ったことないんじゃないかと思うくらい、多彩なアドリブを見せてくれているみたいですが、それってトップさんのやることなのかしら……どちらかと言うと、そういうのは二番手がやるからオイシイのでは……と思ったり。

ちょっとやりすぎ感があることも否めないですが(小声)

 

お稽古場映像見た感じ、歌唱力は上がったな~~と思います。

(自分の記憶の中でいちばん濃いのは、ナポレオンのマルモン。あれは、うん←)

ただ、外に向けて自慢できるレベルではないか、と……。

まぁ、そこを強烈な「華」でカバーするからこそ「宝塚」だから、まいっかな感じもしますが。

 

「ことちゃんにそんなに待たせるの?」というご意見もお見かけしましたが、仮に、

2019年 紅さん退団→ことさんトップ

になったとしても、言うて研11ですし、そこまで遅いってこともなんじゃないかな~~というのが個人的な意見です。

早くから才能を見出されていて、前に出て来ている方なので、遅いように感じてしまうんでしょうかね。

ことさんが組替えっていうのは、あんまり考えられないなぁ。

真風さんが組替えになった理由の1つは、ことさんのためだと思って、る。

 

 

まぁ、星組さんに関して何より心配なのは、次回作ですけどね(笑)

ベルリン……何度あらすじ読んでも内容頭に入って来ないのは、単純にぼくが馬鹿なだけなのか……これ、おもしろいの……?

【'17.06.02 ソワレ】パレード

ぼんじゅ!

色素が薄いために虹彩が光に弱く、人一倍眩しいのがダメ、初原です。

日差しが強い日は、家の中から外を眺めることすら無理ぃ。

 

 

初日開いてから、とにかくいい評判しか聞かない、でもとにかく重くてえげつなくて観るのしんどいと話題の「パレード」、観て来ました!

 

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評判通り、凄まじい重さ。いや、重いと言うより、エグい。

人間のいちばん汚い、でもどうしようもない、誰にも解決できない、そんな闇を見せつけられた感じがしました。

 

舞台開けると、奥に大きな大きな木が。

全編通してずっとそこにいるのですが、いつでもすごい存在感というか、まるでこのお話の顛末を最初から最後まで、ずーっと見つめているかのようでした。

そして、大量の、色とりどりの紙吹雪。

そういう演出があるってことは知っていましたが、まさか初っ端からあんながっつり降って来るとは!しかもその後も何回も降って来るし……どんだけ量あるんだ……?

役者さんが歩いて踏む度に、本当に落ち葉のように、さくっさくっと音がすることがとっても印象的でした。

 

音楽も素晴らしい。

演出や物語のせいもあるのですが、何せ、次から次へと怒涛のように立て続けで音楽が鳴っていくので、拍手するのを忘れていました。

誰かのソロより、大勢が歌う曲が多かったのも、その一因かも。

曲の間に、場面が挟まって進行していく、ということも多かったので、その部分のスピード感もすごかったです。

個人的には、冒頭とラストの「ふるさとの赤い丘(The Old Red Hils of Home)」とレオとルシールの「まだ終わりじゃない(This Is Not Over Yet)」が、すごく目と耳に残ってます。

 

 

では、役者さんごとに。

ちょっとあんまりにも話が深い上に、ベースが実話なので、何て言ったらいいかわからず、いつもより簡素な文章になってしまうかもしれません。

感じてることはいっぱいあるんですけれど。降って来い、語彙力。

 

 

レオ・フランク/石丸乾二さん

馬鹿みたいに真面目で、堅物で、頑固。本当は優しい人なんだろうけれど、意固地な割りには、表で何か大きいことをするような勇気はなく、臆病でもあり。

石丸さんはジキハイ以来でしたが、また新しいキャラクターが観られたなぁと思いました。

歌声はさすがとしか言いようがない!素晴らしい!

今回も、あの、劇場全体に響き渡るような、けれど決して威圧的ではなく、聴いている方の胸を打つ、美しい歌声を堪能させていただきました~~。

 

レオに関しては、もうただただ不憫というか……。

そりゃ性格に難はあったかもしれないけれど、悪いことなんか何一つしていない。ひたすらに犠牲者。

ただただ、場所と時と状況が、運悪かったとしか言いようがありません。

最後にあの場所へ連れて来られた直後の、諦めのような絶望のような、あの表情が忘れられません。

個人的には、ユダヤ人差別は黒人差別より複雑で厄介な感じがしてます、あくまで個人的には、ですが。

 

 

ルシール・フランク/堀内敬子さん

もちろんお名前は知っていましたし、元四季という経歴も知っていたのですが、舞台では初めましてでした。

容姿もお声も、そして歌声も、どこまでもピュアで愛らしい……!

白いドレス着てる時なんか、ドレスと一緒に全身輝いて見えましたよ!?

 

最初はレオの言う通り、育ちが良くて世間知らずな、いいとこの箱入り娘って感じはしましたが、でもすっからかんってわけじゃないんだなとすぐ気付きました。

この人は強い。

この作品に出てくる人たちの中で、誰よりも強いかもしれない。

それも、決して強がっているとか、弱さを見せないようにしているとかではなく、本心からの強さで、強烈な逆風に立ち向かっていける。

だからこそ、最後の姿に胸が苦しくなりました。

パレードを背にしながら、「絶対歌わない、絶対泣かない、絶対負けない」という意志のこもった目に、いっぱい涙を溜めて立っている姿。凄まじかったです。

 

 

ブリット・クレイグ/武田真治さん

“ネタ”を追い求める記者さん。

“ダメな記者”感満載で、とにかくチャラいというか、胡散臭いというか(笑)

人が事件の話してる時、大抵少し遠いところにいて、にやにやしながらノートにメモしてるんですよねぇ。

ルシールと仲良くなったみたいだけれど、でも決してレオの無罪のために動く、とかではない。

まぁでも、「それが仕事なんだから」って言われたら、「そ、そうですよね……ご飯食べるためだもんね……」って思っちゃう自分の甘さ(笑)

 

「ビッグ・ニュース(Real Big News)」は、すごくぱーっとしてて、カラフルな紙吹雪ともマッチしてて、明るい場面でした!

ただ、ちょっと歌声がオケに負けてる感じがした、かな……?

 

 

トム・ワトソン/新納慎也さん

途中までわからなかったのですが、過激派の反ユダヤ主義者だったんですね。

メアリーのお葬式シーンでの異質感がすごかったです。

気持ち悪すぎて、真犯人なのかと思っちゃいました(笑)

あとスタイルが……飛び抜けて脚長くありません?かっこええ……!

 

「正義の鉄槌(Hammer of Justice)」、かっこいい曲!

でも途中の高音がきつそう……あれは単純に音域の限界って感じですかね、下手ってわけではなく。

あと、レオのラストに出て来ないのが意外でした。え、あなたここにいないの……!?

 

 

ニュート・リー、老兵/安崎求さん

誰かと思ったわ!!!!!(言い方)

スウィーニーの時も思ったんですけど、安崎さんって、見る度に誰かわからん……すごい七変化する方だなぁと思います。

ニュートの怯えた演技も引き込まれましたし、老兵さんの最初のソロやレオのラストでの威圧感もすごかったです。

 

 

ミセス・フェイガン/未来優希さん

殺されたメアリーのママ。

もうとにかく、お葬式が辛い。

曲中何度も「わからない」「理解できない」みたいな歌詞が繰り返されるんですけれど、ママの表情が正にそれ。

わーわー泣き喚くわけでも、呪いの言葉を叫ぶわけでもなく、ただ、瞬きもせずに棺を虚ろに見つめている、その姿に胸が締め付けられました。

そして、裁判のシーン。

「あの子はきっと許すわ」「あの子が許すなら、私も許すわ」と、「ああ、母親が言いそうなことだなぁ」と思っていたら……「その、ユダヤ人を!!!!」

背筋が凍りました。

 

 

フランキー/小野田龍之介さん

歌うっま!!!!!!!!!

アリスでも観ていたはずなんですけれど、その時はこんなに感じなかったなぁ……いや、ほんとに冒頭から素晴らしい歌声。

さすが、四季に客演されてるだけありますね!WSSのトニーだっけ?

 

大好きだったメアリーを殺されて、「レオが犯人だ」と、大人たちから一度提示されてしまったものだから、もうレオが憎くて憎くてたまらない。

子供ゆえの純粋さというか、正義感というか。

もし彼が大人だったら、観客全員に憎まれる人物だったんじゃないか、と思う立ち位置。

まさか最後の台、君が蹴り飛ばすとは思わなかった……。

彼が道を誤らず、本当に幸せな未来へ歩んで行けるのか、めっちゃ心配です。

 

 

メアリー・フェイガン/莉奈さん

リアルエンジェルか!?!?!?!?!?

とにかくかわいい、ひたすらかわいい、めっちゃくちゃかわいい!!←

溌剌としてて、いつも笑ってて、ちょっとのことじゃ悩んだりしなさそう。彼女に会った人は誰でも、彼女を好きにならずにはいられないだろうなぁ。

だからこそ、その後の展開を考えると苦しいですね……。

 

ちょっと引っかかったのは、棺のサイズ。明らかに、小さいよ(笑)

莉奈ちゃんモデルさんで、そもそもが背高い人なんだから、そこで急にリアル13歳サイズ出されても、「いや、莉奈ちゃん、それじゃ入らないから!」ってなるよ(笑)

 

 

ジム・コンリー/坂元健児さん

どんな脇役でも、表に出た瞬間に全部もってく男、坂元健児。←

すごい存在感だし、すごい迫力だし、何かもうとにかく、すごい(語彙力)

ダミ声の凄まじさ、圧倒されました。

 

とにかくこいつは、たーだのクズ野郎で……(笑)

他の人は、まぁ頑張ればどこか落としどころを見つけられるんですけれど、こいつだけは一切許す気になれませんね。

作中ではそういった描写はありませんでしたが、結局、真犯人こいつですし。

 

……ところでサカケンさん、最近悪役多くない?元祖シンバなのに?(笑)

 

 

ローン判事/藤木孝さん

結局この人は、味方なのか敵なのか……最後まで謎な人でした。

まぁ、中立の立場であるべき判事さんとしては、それが正しい在り方なのかもしれませんが。

でも釣りの場面とかあったし、やっぱり敵なのかなぁ。

 

カンパニー最年長さんでしょうか?

でもスタイルもいいし、風格はさすがだし、素敵な佇まいのおじい様だな~~と見とれてしまいました。

 

 

ヒュー・ドーシー/石川禅さん

最近学びつつあること、「禅さんがオールバックにしたら悪役」←

 

自分は初めましてが、エリザのフランツだったので、素顔の柔らかい感じも相まって、どうしても禅さんは「いい人」な役付きのイメージが強いのですが、やっぱり悪役もさすがですね……!

裁判で、ボロボロのメアリーの服を見せて力説していたのも、別にメアリーに同情しているとか心から憐れんでいるとかじゃなくて、目的は「レオを有罪にすること」なんだろうな、と思うと、ぞっとしました。

 

 

スレイトン知事/岡本健一さん

出てきたところでは、「こいつが敵側のボスか……」と思いましたが、途中からは味方になってくれる、というびっくりな展開。

にしても、この状況で、しかもその立場で、「レオ・フランクは犯人じゃないかもしれない」と思えて、更には行動にうつせるって、素晴らしい人ですよね。

当然、バッシングの対象になるでしょうし、一歩間違えれば、レオのようになる危険性だってありますし。

それに心から賛同して着いて来た奥さん(秋園美緒さん)も、素晴らしい。

 

けれど、民衆は一切なびいてくれない。

「洪水の時、お前は?(Where Wil You Stand When the Flood Comes?)」で、知事が大声張り上げてしゃべり続けているのを、民衆の歌が見事なまでにかき消していて、虚しかったです。

 

 

決して楽しい話ではないですし、「誰にでもおすすめできる!」ってものでもないですけれど、機会があるのであれば、是非たくさんの方に観ていただきたいです。

キャストみなさんの実力もさることながら、演出や音楽、すべてが素晴らしいし、ショッキングでした。

 

差別って、今でもいろんなところで、大小問わず存在し続けている。

自分は、ほとんど差別的感覚をもたない人間だと思っているけれど、どこかで小さな差別をしているかもしれないし、「自分は差別とかはしません!」って言うこと自体が、そもそも差別的発想があるからなのかも。

追及し始めるとキリがないですね。

 

自分は頭悪いので、あんまり賢いことは言えないんですが、ただ、差別、この世から早くなくなるといいな。

「花組さんが通る」

 

ぼんじゅ!中間発表、思いの外高評価で終えました、初原です。

昨日までの憂いが嘘のよう!ハッピー☆☆☆(ギネス級の単細胞)

 

 

そんな中間発表に出かける直前に発表になりました(笑)、

10月の花組さん両公演、メインキャスト!

 

花組さん贔屓としては、どっちも気になっていましたが、

注目すべきはやっぱりこっちでしょう!

 

 

kageki.hankyu.co.jp

 

うん、まず一言言わせて。

ありがとうございます。

 

いやいやいやいや、しんどい、しんどすぎる。

何だい、この神懸かった完璧な布陣は。

 

 

かれー少尉さんは、まあよっぽどのこと(某スカーレット的なサムシング)がない限り、そうだろうなとは思っていましたが、改めて発表されると、わかっていてもワクワクしますね。

 

そして、華ちゃん!新公初ヒロイン決定とはいえ、まだやってもいないのに(笑)、急に大出世ですね!

個人的には、紅緒さんのイメージより、随分とおっとりした人な印象があるのですが、はたして……。

一原作ファンとして、とっても楽しみです!

 

それで~~~~~~~~~うちの(暴言)舞斗さんが~~~~~~~~オオカミさんですって~~~~~~~!!!!!!

メインキャラの中ではいっちばん「漢」な軍曹ですから、きっと似合うだろうと予想していたので、本当にうれしい!ありがとうございます!!

ご本人としては、まーたみりおさんと離れちゃいましたが(笑)、ファン的には、「上司と部下」「W軍服(の可能性)」なれいまいが観られるだなんて、ほんとうもう、何て言うか、その、ありがとうって感じです(語彙力)。

しかもしかも、相手役ポジションの環ちゃんが美伶ちゃん

ほんっと、演出の小柳先生、ファン心理わかりすぎてて怖いですわ!舞斗さんと美伶ちゃんのツンデレラブだと!?観たいに決まってんだろ!!!!!(強火)

 

ちなつさんの編集長にも、もげるほど首を縦に振りました。

自分の中で、編集長って、ひたすらに手足長くてスタイルいいイメージが強いんですけれど、もうちなつさん、そのまんまじゃないっすか!

リアル2次元とは正にこのこと。

華紅緒ちゃんを揺らめかせる、大人なちなつ編集長さん……楽しみ♡

 

 

はあ、いかんいかん、配役だけであと2000字ぐらい語れる。←

 

あとはラリサとか、紅緒パパとか、伊集院家の面々がまだですね。

どれも個性的だし、どれも大好きなキャラクターなので、引き続き、楽しみに待っていようと思います。

ラリサかぁ……特別出演:怜美うらら(宙組ってどうですか?だめですか?そうですか。←

とりあえず、牛五郎:天真みちるに1票。もしくは牢名主かな(ディスってない)。

 

 

チケット、まあどう考えても激戦でしょうけれど(笑)、使えるモン全部使って頑張ろうと思います(笑)

 

 

 

……ところで、邪馬台国の新公配役まだっすか???????

ここ数日のイケコ先生ニュース

 

ぼんじゅ!中間発表の準備、意外とさくっと終わったよ、初原です。

こういう拍子抜けなことがあるから、何でも後回しにしちゃうんだな~~(クズ)

 

 

はてさて、ここ数日、

自分のホームグラウンド・東宝と、

自分の愛するの花組さんで、

自分が尊敬するイケコ(小池修一郎)先生ニュースがいっぱいありまして。

何だか、毎日Twitterでお名前を見ている気がします(笑)

 

 

まず、東宝方面。

2018年春の帝劇ラインナップが発表されました。

 

4,5月 「1789」

5,6月 「モーツァルト!」

 

「1789」の方は、元々再演が発表されていましたが、

今回の発表で、メインキャストも全て出揃いました。

それまで未発表だった中で、唯一、ロベスピエールだけが新キャスト。

三浦涼介さん、お名前は知っていますし、テレビで観たことはある(アンクがすぐ出てくるのは、弟と特撮を観ていたから(笑))のですが、舞台でのお姿を拝見したことはないので、すごく楽しみです。

革命家トリオで自分がいちばん好きなのが、デムーラン役の渡辺大輔さんなのですが、そちらは続投ということで、うれしい限りです♡

 

そして、「モーツァルト!」。

つい最近、「再演しないかな~~」とか言って、キャスト予想とかしてたので、タイムリーすぎて自分の予知能力を疑いました。たぶん、ないです。←

何と言ってもびっくりは、「ヴォルフガング:古川雄大」でしょう。

それこそ、キャスト予想で、「ここで古川くんもってきたら、どうしよう(笑)」とか言ってたのに、ほんとに来ちゃったよ(笑)

言いたいことはTwitter盛大に荒らして叫びまくったので、もう言いませんが(笑)、とにかく古川くん、頑張って下さい。

(発表になってから、改めて、2014芳雄ヴォルフ聴いたけど……古川くん……ほんとに頑張って……!(笑))

 

これが連続するってだけで、イケコ先生、相当ハードワークでは。

だって、どちらも少なくとも2ヶ月ぐらいはお稽古するでしょ?

そう考えると、

2月 1789お稽古

3月 1789お稽古+M!お稽古?

4月 1789開幕+M!お稽古

5月 1789+M!開幕

6月 M!

ってことじゃん?

………イケコ先生って何人いるの……?

 

 

と、思っていたら。

 

 

1~3月 花組ポーの一族」(演出:小池修一郎

 

だから、イケコ先生、何人いるのってば!!!!!!!

わからねぇ!俺にはわからねぇよ!!(錯乱)

 

原作を、名前くらいしか存じ上げないので、原作ファンのみなさんの盛り上がりに着いて行けない自分が悔しいのですが(笑)、

イケコ先生、悲願の上演決定だそうで。

長年の夢だったとか。

そ、そうか……じゃあ……やるしかないわな……!(そういう想いに弱い)

 

ざっくりウィキなんかを読みましたが、吸血鬼のお話みたいですね。

作品の雰囲気とか、「永遠の少年」というキーワードとか、

「春の雪」清様でみりお様堕ちした人間としましては、首を絞められるかのようにしんどい予感がするのですが。

大丈夫かなこれ、わい生きて帰れるかな。

一本物ということで、ショーが観られないのは残念ですが……大好きな花組さん吸血鬼たちが、あの美貌フルスロットルで客席すべての血液吸い取って行って下さるのを楽しみにしていこうと思います。←

(でもやっぱショー……わいは、「踊るの大好きですっっっ!!!!!」って踊る舞斗さんが死ぬほど好きなんだ……踊らせてあげてくれ……(誰))

 

 

因みに宝塚だとイケコ先生、月組「All for One」ももうすぐじゃないですか。

それも踏まえて、↑のカレンダーに書き加えると、

 

2017

5月 スカピン

6月 All for Oneお稽古?

7月 All for One開幕

8月 All for One+ベスお稽古?

9月 All for One+ベスお稽古

10月 All for One+ベス開幕

11月 ベス+ポーお稽古?

12月 ポーお稽古

2018

1月 ポー開幕

2月 ポー+1789お稽古

3月 ポー+1789お稽古+M!お稽古?

4月 1789開幕+M!お稽古

5月 1789+M!開幕

6月 M!

 

 

もう一度、言おう。

イケコ先生って、何人いるの。

【'17.05.18 ソワレ】グレート・ギャツビー

 

ぼんじゅ!第1回卒論中間発表が遂に今週だよ、初原です。

なのに、この身の入らなさ。←

 

 

観て来ました、グレート・ギャツビー

全キャストが発表になってから、楽しみで楽しみで、心待ちにしてました。

 

備忘録も兼ねて、感想書き綴りたいと思います。

毎度の如く、長いです。←

 

※ネタバレを含むかもしれません。これからの方はお気を付けて。

※後半、ちょっとネガティブ意見多いです。

 

 

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ジェイ・ギャツビー/井上芳雄さん

さすが、の一言。素晴らしい。最高オブ最高。

 

やっぱり歌声が……素晴らしすぎます。

製作発表での「夜明けの約束」で、がっちり心臓を掴まれていましたが、本公演では更に更に掴まれてしまいました。

ギャツビーが最初に歌う「グリーン・ライト」がもう既にしんどかったです。

「今再び 君にめぐり会うために 僕は築いた 君を迎える城を」

ってうわ~~~~~~( ;; ) ギャツビ~~~~~~( ;; )

 

この曲でのっけからそうなんですけど、芳雄ギャツビー、ピュアさが半端じゃない。

ひたすら純真で純粋でまっすぐで素直で、それでいて不器用。

こんなにおしゃれで立ち姿も決まってるのに、すっごく不器用。

物語の中では孤高な存在ですが、観ていると不思議な愛おしさを感じてしまいました。

 

あとお衣装がね!似合いすぎる!

個人的には、あの茶色の軍服と、ロングコートを腕通さずに羽織った姿が最高でした。

しかも終始スーツなので、脚の長さが無駄に(爆)映える~~~!

「水着」という何とも言えないワードは耳にしていましたが、まあ、うん、そんなこともあるよ、井上芳雄だって。←

あれは水着そのものではなく、芳雄さんの素敵な二の腕を観察する時間だと思います。←

 

それから、開幕直後からTwitterで話題になっていた、“宝塚感”(笑)

芳雄さん個人に関しては、自分はそこまで感じませんでしたが、でも確かにところどころ、「あれ、これ黒燕尾?」「今の群舞っぽいね?」って思うことはありました。

ラストのギャツビーは純度100%の宝塚でしたね(笑)

 

 

デイジー・ブキャナン/夢咲ねねさん

ひたっっっっすらに可愛い。

デイジーの生き方として、「可愛いおばかさんでいる」という信条(そう思い込むしかないんだけど)が作中よく出て来ますが、正にそれを体現しているなぁ、と。

「美しい」より「可愛い」って感じ。

何であんな、白バラやらフリルやらレースやらが似合うんですかね……プリンセス……文字通りすぎる……!

 

あ、でもちょっと眉がきつい気がしたな……老けて見えちゃったのは気のせいだろうか。

 

前回ねねちゃんを観た「1789」の時も思いましたが、低音は得意みたいですね。

地声もそんなに高い方ではないし、ヅカ時代に歌をやいのやいの言われていたのは、単に音域が合ってなかっただけなのかも。

……とは言うても、低音しか歌わない役なんてそうそうないので(笑)、これからファルセットとか高音とか伸ばしてほしいですね~~。

 

にしても、このデイジーは、本当にギャツビーのこと心から愛していたんだろうか……。

ギャツビーがフルスロットルでデイジーLOVE(言い方)なのは、もうよーーーーくわかったんだけれど、デイジーの本心がいまいち見えなかったように感じました。

ラスト、原作とは正反対の行動をとるデイジーを見ていても、やっぱり何を思っているのか、正確にはわからない。

もしかしたら、この5年の間で、“本心を見せる”ということが自然と出来なくなってしまったのかな。

 

この先、何かあったら、バルコニーの灯りを全部点けたりするんだろうか、彼女……。

 

 

トム・ブキャナン/広瀬友祐さん

イヤなやつ~~~~~~~~友達いなさそう~~~~~~~!←

いちいち大声でしゃべるのが、また自信たっぷりな感じで、「うるせぇ、うるせぇ!」って思って見てました(笑)(褒めてる)

でも何か、モテそうだなって感じ。男女問わず。マートルみたいな女は好きでたまんないだろうし、喜んで部下になる人もきっといる、そんなタイプ。

イヤなやつだけど、魅力的ではある。

それに、原作で受けた印象より、かなり明るいキャラクターになっているように感じました。

体格もキャラクターにぴったりでしたね!逆三角!!

 

デイジーみたいな可憐な女性と、マートルのような妖艶な女と、両方を欲しがる。

マートルと浮気してるからって、デイジーを全く想っていないというわけではなさそう。

それとも、「“俺のもの”が浮気するのは許せない」っていう価値観なのか。

いずれにせよ、なんつー横柄で傲慢でめんどくさいやつ!(笑)

 

歌が1曲しかないのは惜しかったな~~~。

広瀬くん、「1789」のフェルゼンで初見でしたが、あの「夢よ永遠に」が未だに聴いてて死にそうになるくらい(爆)素晴らしかったので、もっともっと歌声聴きたいです。

広瀬くん、最近抜擢続きというか、あれよあれよという間に場数を踏んで行ってるのでびっくり。本物ですね……!今後が楽しみです!

 

 

ジョージ・ウィルソン畠中洋さん

今回の作品の中で、いっちばん泣かされました。というか、いちばんかわいそう……。

だって、純粋にめちゃくちゃいい人じゃないですか、この人!

これはただの想像ですが、若い頃は、あんまり女性と縁がなかったんじゃないかなぁ。それがマートルみたいな美女と出会って、結婚して。

結婚の理由が何だったであれ、彼がマートルを本当に本当に愛していたんだろうなってことは間違いないと思います。

ただただ、好きだったんだろうな、と。

カリフォルニア行きだって、きっとマートルが喜ぶと思ってのことだよね?お金もかかるだろうし……って考え始めるとまた泣きそう( ;; )

 

しゃべり方もずーっと優しいんだよなぁ。

その分、ラストの狂気もすごかったです。死に方が劇的。あの倒れ方、痛くないのかな……(野暮)

 

余談ですが、畠中さん、ぼくのだーいすきな某でぃずにーぷりんすの中の人なので、声を発する度に血が騒ぎましたよ、ぼくは。←

 

 

マートル・ウィルソン/蒼乃夕妃さん

肉感というか艶感というか、とにかくデイジーと対照的。

ちょっとわがままでめんどくさいけれど、本当はピュアないい人なんじゃないかな、と感じました。

トムと出会うことさえなければ、普通に幸せに生きていけたのでは……。

 

重要なキャラクターなのに、いまいち見せ場がなかったような気もしました。

特に事故シーン。

飛び出してくる狂気がちょっと足りないかな……。

ぶっ飛ばされて死ぬ瞬間の“何か”がもっとほしかった。“何か”が何なのか、が上手く言えないんですけれど……。

 

 

ジョーダン・ベイカー/AKANE LIVさん

既に100万回くらい言ったけど、顔が小さすぎる!豆粒!←

小顔集団の中にいて、更に小さく見えるって、一体どうなってるんでしょうね。めちゃくちゃいい意味で、絶対隣に並びたくないです。←

 

唯一の姉さんキャラのジョーダン。

原作でも、個人的にいちばん好きなキャラクターだったのですが、AKANEさんの持ち味100%で、本当に素敵な“姉さん”でした。

介入しすぎず、かと言って話題に置いてけぼりになっているわけでもなく。全てを知りつつ、物事を俯瞰している。

佇まいといい生き様といい、ひたすらかっこいいですね。この先、独身でも余裕で生きて行けそう(笑)

 

見せ場はもっとほしかったな~~欲を言えば、ニックともっといちゃついてほしかった(笑)

でないと、最後の別れが超絶アッサリなんだよなぁ……。

少ししかなかったけれど、歌声素敵でした!歌もかっこいい!

 

 

ニック・キャラウェイ/田代万里生さん

この作品の唯一の良心(笑)

絵に描いたような好青年!爽やかで穏やかで、真面目で……癒やされた~~♡

ゴルフのへたっぴさが可愛いのなんのって(笑)「ヤァ!」とか言ってるの、何なの(笑)

 

うーん、だがニックという人の描かれ方にはちょっと不完全燃焼感。

これは主に、演出と脚本の問題かと思われるので、後述します。

 

 

その他で特に印象的だったのは、やっぱりキャサリン音花ゆりさん

宝塚現役時代から、ずば抜けて歌うまさんで舞台上でもいいキャラクターで、ずっと生で観たいな~と思っていた方だったのですが、期待に違わぬ素晴らしさでした!

マートル初登場後の曲かな?一部、ソロでうわーっと盛り上げて歌ってるところがありましたが、めちゃくちゃかっこよかった……!

てかキャサリン、あいつ絶対、姉よりタチ悪いぞ(笑)

 

 

 

……さあ、落とします(笑)

 

 

初日からTwitterでも、いろんな方のお声をちらほらお見かけしていましたが……。

正直ちょっぴりがくっとなりました。

ポスターと宣伝文句に釣られて、期待値を無駄に上げすぎちゃったかな(笑)

 

でも、毎度の如く、キャストさんはみなさん(上記のように)素晴らしい熱演でしたので、問題は演出とか脚本とか楽曲の方面かな、と。

 

 

まず、誰もが思った、全体的な宝塚感

そもそも、ギャツビー登場が華やかすぎじゃないか……?

個人的には、原作の、

ニック「ギャツビーに招待されて来たんですけど、ギャツビーってどの人か知ってますか?」

初対面の男性「私がギャツビーです」

読者「お前かーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい」

ってなる展開が好きだったんだけど(笑)

あと、アイメイクもちょっと……いつぞやのトート事案ではないけれど、濃すぎるというか、やっぱりちょっと違和感あるよ、芳雄さん。

何でポスター通りじゃいかんかったん……?

 

もう1つは、ニックの描かれ方(これが問題だから、万里生くんの感想薄くなっちゃった、ごめんね万里生くん、あなたは悪くない)。

まず冒頭で、ニックがどういう人なのかをもう少し丁寧にやってもよかったんじゃないかと思います。

この作品においてニックは語り手だけれど、観客としては、そのニックとも初めましてになるわけだから。まず語り手である彼と親しくならないことには、物語に入っていけないんです。

しかも、その「語り手」という立場も、結構曖昧

最初に、ギャツビーを思い出すようなセリフを言うけれど、以降、あまりそれらしい役割を果たさないニック。

だから、この話を一体誰の目線で(誰を軸に)観ればいいのかが全くわからない

確かに主人公はギャツビーだけれど、それは「ニックから見たギャツビー」でなければいけないわけで。あまり本人が、ニックのいないところで、べらべらと本心をしゃべるっていうのは、話が変わってくるんですよね。

で、今回の場合、それを大いにやっちゃってるので(笑)、「ギャツビー=謎の人」という大前提なのに、いまいちその感じなかったです。めっちゃ本心見えてたよ(笑)

 

トーリーや登場人物に関しては、要らない要素が多かった気もします。

特に自分が思うのは、ニックとジョーダンのラブと、少年ギャツビー。

どっちも素敵だった!万里生くんかわいいし、AKANEさん素敵だし、少年役だった石川新太さん(なんと2008エリザの小ルド)めちゃ歌上手いし!

ただね!それ、要ります!?

2人の関係、描くならもっともっとやってほしかった……でなきゃ、最後にさらっと別れちゃったことに何の感情移入も出来ないよ……。

少年は回想シーンで出てくるのかと思いきや、まさかの一瞬だし……。その後結局YOSHIO(こう書きたかっただけ)と交替するなら、尚更要らんくないか……。

 

あと、個人的に少し気になったのが、セリの多用

あんなに回数使うことってあります?少なくとも、自分は初めて観ました。

セリでの登場、ってこれまた宝塚成分多めな……。

とりあえず今回は小池先生、ホームグラウンドの要素使いすぎちゃったんかな(笑)

あれね、開く時に「ヴーーーーーーーン」って音がかすかにするんですよ……静かな場面だと、あれほんと困る……。

そういうところではっと現実に引き戻されちゃうのがいやなんですよね~~ワガママとはわかっているんですけれど(笑)

 

原作とは異なる、ラストのデイジーの行動

賛否両論ありますし、1回きりでねねちゃんの意図を読み取ることは出来なかったので、あまり深いところまで考えが及びませんが……。

個人的には、原作ラストの方が好きです

 

 

それから、楽曲

自分、制作発表の時の、ピアノ版「夜明けの約束」がめっっっっっっちゃ好きだったんです!

やっぱりピアノ伴奏だと、どうしてもしょぼくなってしまうので、制作発表の時の歌って、聴いてもあんまり胸に残らないんですけれど、これは本当に良くて。芳雄さんの歌声とピアノ伴奏のマッチがすごくて。今でも聴いてます。

だから、「ピアノでもこんだけすごいのに、本番になったら、これがオケになるのか……!」と、すっっごい期待してたんですけど……あれっ……なんかオケ………ださくない……?(笑)

ま、音楽の感じ方は人それぞれなので、こう思ったのは自分だけかもしれませんが(笑)

 

あ、でも空間の中でのオケの使い方はすごく良かったです!

ギャツビーが「音楽!」って呼んだら始まる、とか。

なんか普通に、パーティーの楽団みたいで。オシャレな感じでした。

 

 

 

はい、そんなこんななギャツビー初演でした!

初演ものの(自分的)クリティカルヒットが続いていた中で、ちょっとがくっと来ちゃったけれど(笑)、でもやっぱり観られてよかったですし、井上芳雄さんは本当に最高でした。彼を観に行くだけれも価値あります。

 

CD発売がもう決まったとか。

近年の初演ものでは珍しいくらいの早さですね。1789だって閉幕後しばらくしてからだったのに……!

芳雄さんの歌声と、「アメリカの貴族」はすごい聴きたいんだけど……うーーーーーーーーん、それ以外は曲の印象があまりないから……どうしよう(笑)

 

 

てか!その前に!!

フランケンシュタイン」のCD出してくれよ!!!!

【'17.04.29 ソワレ】紳士のための愛と殺人の手引き

ぼんじゅ!

バイト先の常連さんがくれた特大はまぐり、酒蒸しにしたら、ヘドバンするほどおいしかったよ、初原です。磯の!風味!(語彙力のなさ光る)

 

 

少し日が経ってしまいましたが、観て来ました、「紳士のための愛と殺人の手引き」!

公演が発表になった時から、「市村さんが8役こなすコメディ」の宣伝文句に一発で釣られ、ずっと楽しみにしていました。

最初に言ってしまうと、期待通り!でした!!

前評判良かったのも納得です!!

 

 

キャストさんごとに言及しつつ、感想をぼろぼろつぶやこうと思います。

 

※圧倒的主観であることをご承知ください。

 

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第8代ハイハースト伯爵/ダイスクイス・ファミリー:市村正親さん

ただただすごい!楽しい!面白い!

 

「1人8役」と言っても、実際8変化するのは1幕だけ。

なので、ものすごいスピードでころころ変身していくのですが、その度に全くちがう人になって出てくるのが、本当にすごいなぁと感動しましたし、それぞれのキャラクターがすっごく素敵でした。

一部、あまりにも替えが早すぎて、リアルに息切れしてましたけど(笑)それも演出になっていたのが、逆に面白かったです(笑)

若者からおじいちゃんまで、穏やかないい人から超心の狭いやなやつまで、本当にすごい振れ幅でした……!

 

コメディはコメディでも、この作品は、ちょっとクラシカルでお上品なコメディ。

わーっとまくし立てたりとっ散らかったりするより、笑いを取るのがすごく難しいと思うのですが、さすがですね~~めっちゃ笑いました(笑)

ハイハースト伯が奥さんに「ババア」を連発するところが、なぜか猛烈に印象に残ってて、今でも思い出し笑いします(笑)言葉に気品の欠片もない(笑)

 

 

モンティ・ナヴァーロ:ウエンツ瑛士さん

クレジットのトップは市村さんですが、この物語の実質的な主人公は、モンティ。

そのモンティが、全ての後に回想録を書いている、という体でお話が始まるので、モンティは終始物語の進行役。そのために、全編の9割ぐらいは舞台上にいます。

つまり、いくら市村さんがすごくても、モンティがだめだったらこのお話は……。

 

……なのですが、ウエンツくん、素晴らしかったです!

「スコット&ゼルダ」を見逃してしまったので、ウエンツくんのミュージカルは初めてでした。

お芝居はもちろんのこと、早口で言葉がぎっしり詰め込まれているような、そんな大変な歌も軽々とこなしていて素敵。

何より、ご本人のキャラクターや気質が、「ちょっと臆病で卑怯なこともしちゃうけど、根は明るく優しい」というモンティによく合っていたと思います。正に、キャスティングの妙!(お衣装が似合い過ぎているのは言わずもがな)

ルックスが上品だから、「今まで貧乏のどん底でした」って言われても、あんまり説得力ない部分はあったけど(笑)

 

この日はウエンツくん東京楽日だったので、カーテンコールでご挨拶もありました。ラッキー!

アンサンブル・折井理子さん「今日でウエンツくんと最後だから悲しい……ウエーン……ツ瑛士」(ニュアンス)

(余談ですが、本編中の折井さんも超面白かったので、ぜひ注目してください(笑))

 

 

シベラ・ホルワード:シルビア・グラブさん

いつぶりだ……!?って、ぱっと思い出せないくらい、ご無沙汰のシルビアさん(笑)ごめんなさい(笑)

でも元々大好きな方なので、また観られるの楽しみにしてました!

「ブロンド+どぎついピンク」って、つい最近、日生の近くで観た気がしますが(笑)、シルビアさんもばっちり似合ってました!さすがです♡

 

シベラも強烈なキャラというか……ってか、あの人は一体何者なんでしょう……?身分もいまいちはっきりしないままだったので、ちょっぴり?な存在でした。

でもあの感じだとたぶん、元の生まれがどうでも、お金持ちの男をあっちこっち引っかけて、ぽいぽい取り替えて暮らしてるんだろうなって思います。トラブルになったらもっと早く捨てちゃう?美人にしか出来ない技ですね、うらましいわ~~~やってみたいわ~~~。←

そんな中でのモンティ(貧乏青年)は、ほんとにただのお遊びだったっていうか、ちょっと弟みたいな気分で、可愛がってあげるくらいにしか思ってなかったんだろうなぁ……どんまい、モンティ(笑)

 

 

フィービー・ダイスクイス:宮澤エマさん

シスアク以来のエマちゃん!あの時初めましてでしたが、あんまりにもピュアな歌声が素敵で、一気に好きになってしまいました。

 

今回も、歌は変わらず素敵だし、何より、かわいい!!!

かわいすぎるよ、フィービー!あんなお嫁さん、わいもほしい!!←

お金持ちのお嬢さんで、男性との付き合いはなくて、お兄さんと仲良しで、初心でピュアで……って感じがぴったりでしたし、ひたすら癒やしでした。

こんな子がいながら、「でもシベラも好きだしぃ」とか言ってるモンティ、情けないわ~~(笑)そこがモンティのかわいいところでもあるんだけど(笑)

 

シベラと対になる、(ちょっと緑寄りの)ブルーのお衣装も素敵でした。

やっぱり、ブルーってちょっと高貴な感じがあっていいですよね~~♪

 

 

ミス・シングル:春風ひとみさん

こちらもシスアク以来の春風さん!

登場の第一声から、「うわ、何か変なおばさんだ」と思わせるような(笑)、強烈なキャラクターぶちかましていただきました。←

 

そのせいなのか、個人的には、最後までこの人を信じられなかったなぁ……。

「モンティの母親の友達」と言ってたけれど、亡くなった人相手なら何とでも言えるわけだし、それを裏付ける証拠なんてなかったですよね?おまけにハイハースト城に仕えてたし……。

この人の素性が謎だったのもあって、「モンティが本当の本当にダイスクイスだったのか?」という疑問が、未だに払拭できないです。それだって、確固たる証拠は出て来なかったはず……。出生証明書なんていくらでも偽装出来るし、お母さんの手紙だって、ミス・シングルが仕込んだと考えられなくもない……。

 

っていうことを、終演直後から考えちゃってて、もう疑念が消えない消えない(笑)個人的には、ミス・シングルは黒だと思ってるけど……。

……はっ!もしかして、これが狙い?自分は、脚本と演出にハメられてるんだろうか……!?

 

 

何はともあれ、本当に楽しかったし、面白いミュージカルでした~~!

フランケンシュタイン」、「キューティ・ブロンド」、そしてこの「紳士のための愛と殺人の手引き」と、今年は初演ものの観劇が続いていますが、今のところ全部良かった!自分的には、どれも大ヒットです!

 

次は「グレート・ギャツビー」、6月には「パレード」に行きますが、どちらも良作の匂いしかしないので、今からすっごく楽しみ~~♪

今年の東宝新作はいいぞー!豊作じゃー!