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【観劇感想】Finding Neverland(来日版)

ぼんじゅ!

ご無沙汰してしまいました、初原です。

1ヶ月も空けてしまっていたら、はてブロから「お元気ですか」ってメール来たんだけど(笑)めっちゃ元気です(笑)

 

 

というのも、すべては観劇が異常なまでに遠のいていたからなのですが……。

この度!やっと!遂に!行って来ました!!

実に3か月ぶり!!!

よく生きてたな、となかなか真剣に思います。一時期の謎の倦怠感は、もしかしたら禁断症状だったのかもしれませんね☆←

 

 

さてさて、そんなこんなで(ちょっと前になりますが)観てきたのが、「Finding Neverland」

2年前のB'way初演から、来日を切望してきたので、願ったり叶ったりというか……!

ソッコーでチケット取って、すんごく楽しみにしていたのですが、期待通り、いや期待以上に素晴らしい作品でした。

 

個人の好みコミコミになりますが(笑)、感想を書かせていただきますね~~。

 

 

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感想を一言で言うのなら、とにかく、美しい

上手く言えませんが、「イマジネーション」という言葉を具現化したら、こんな色・形・音になるんだろうなぁ、という感じがしました。

ほんっとうにすべてが綺麗。

 

そして、とっても温かい

激しいストーリー展開や、とんでもないどんでん返し、目新しい趣向といった要素はほとんどありません。なのに、何だこの充実感・満足感……!

自分の隣の席だったご婦人は、1幕からずびずびぼろぼろ泣いていましたが(笑)、個人的には、涙が出てくるというよりかは、心がぎゅっとなるような、不思議な感覚がありました。

 

とにかく、主人公のBarrieSilviaママFrohmanさんなどなど、登場人物がみんないい人すぎる。

もちろん、すれ違いやトラブルも起こったりするのですが、悪役は1人もいない。主人公に不利なことが起こったとしても、決して相手の悪意ではなく、それはそれで仕方がないことだったり、時代のせいだったり。

性善説的なものを感じました。結局ね、みんなね、いい人なんだよおお( ;; )(どうした)

 

 

随所に散りばめられている、ピーターパン要素も面白かったです。

フック船長はなぜ手がああいう形なのか、あのワニはなぜ時計の音をさせているのか、なぜそれを船長は怖がるのか、などなど。

自分は「そういうもんだ」とお話の世界を簡単に受け入れちゃうバカボンなので、特に気にしていなかったのですが(笑)、考えてみれば、不思議な設定ですよね。

そういうのにも、ちゃんと作者の意図や背景があるんですね~~。

個人的には、ピーターとウェンディの「キス」のくだりが好きです。んも~~~~かわいい♡♡

なぜわざわざ「」で記すのかは、本編を観ればわかります!

2019年の日本版を楽しみにされている方もいらっしゃると思いますので、一応、ネタバレは控えておきますね。お楽しみに!

 

 

個人的には、4兄弟の絆もいいな~~と思いました。

あまりそこにスポットは当てられていませんでしたが、本当にいい兄弟だなぁと。

単純に、あんな風に毎日仲良く遊んでいられたら、楽しそう。いちばん近い存在である家族・兄弟に、そういう感情がもてることは、本当に幸せなことだと思います。

 

ピーターパン創作の要であり、作品のメイン人物でもある、三男Peter

父親を早くに亡くしたことで、「早く大人になろう」と子供心を捨て、ごっこ遊びでわいわいしている他の3人とは、当初、一線を画していました。

けれど、よくよく考えてみると、実はいちばん子供だったのはこの子なんじゃないかな~~と思うんですよね。彼が大人であろうとすることは、結局、「父親の死」という事実を乗り越えることが出来ず、いつまでも引きずっているということとイコールなのではないかと。その点、メソメソすることなく、子供としての役割(元気で健康に遊ぶこと)を果たしている他の3人の方が、精神的にしっかりしているように思えました。

「あんなの子供っぽい」と言って、それまで遊びに加わらなかったPeterをからかうこともないし、その後、一緒に遊んでいますしね。

はあ~~~~何ていい子たちなの( ;; )

いや、でもあのママの息子たちだもんね、そりゃいい子に育つわけだ( ;; )

 

 

そのママのラストシーン

関連画像

↑チラシや宣伝でもしょっちゅう目にした、これです。

これがほんっっっっっっっっっっとに美しい

その前のシーン(曲)から、こっちは心臓揺さぶられまくりなのに、最後の最後にこんなの見せられたら……!

最初は風がびゅうびゅう吹くだけで、キラキラはその後に加わるのですが、このキラキラがまき散らされた時、ほんとに心臓止まるかと思いました。あまりにも美しすぎて。

で、またその後ろで流れてる音楽も、素晴らしい具合に盛り上げてくれる。

今でも、音楽聴くだけで泣きそうになります。本当に素晴らしい演出です。

音楽が静かになって、(おそらく)この送風機の凄まじいゴオーッという音がしていました。機械を使われると、こういう音が時々気になっちゃうんですけれど、これはもはや演出の一部なんじゃないかと思うくらい、自然でした。(どこぞのギャツビー、聞こえてる?)

この場面は、間違いなく作品のアピールポイントの1つだと思うので、よほどのことがない限り、日本版でも踏襲されるのではないでしょうか。

Silvia役も誰になるのか……!あ、でもまだ2年後か!(笑)(個人的には、平原綾香さんが合うと思ってる)

 

あと、演出で言うと、やっぱりフライングは特筆すべきですよね。

いや、まさか人力とは!そんなの、他で観たことないかも……!

でも、不思議と違和感はなかったんです。むしろ、機械っぽさがないことが、返って自然に見せられるテクニックだったのかも。

4兄弟がベッドで跳ねて宙に浮かぶところなんか、海の中を泳いでるように見えて、何だかゆったりした感じが素敵でした。

劇中劇のシーンでは、リフトするのは黒子とかではなく、あくまで役者姿の役者さん。そこに、劇団員さんたちの絆も垣間見えたりして、二度美味しい演出でした!

 

 

それから、俳優のみなさん。

特にBarrie役のBilly Harrigan Tigheさん、素晴らしかったです。バリ役のビリーさんです(しょーもな)。

「My Imagination」の真っ直ぐな透き通ったロングトーン、胸がぎゅっとなるくらい素敵でした。「Neverland」も、「Stronger」も。

それに、ご本人の雰囲気(あまり細かい経歴やエピソードは知らないのですが)が、Barrieのキャラクターにぴったりだと思いました。

初演のMatthew Morrisongleeのシュー先生でお馴染み)は、もちろん歌上手すぎてワケわからん(言い方)のですが、どうもセクシーすぎる印象があるんです、個人的に。「イギリス……紳士……そうかぁ」みたいな(語彙力)。

その点、Billyさんは背も結構高いし、お顔も(海の向こうの人にしては)薄めで、柔らかい雰囲気があって、子供と遊んでる時も「パパ」より「優しいおじちゃん」って感じでいやらしさが全然なくて。

あくまで自分の好みの問題かもしれませんが、どちらかと言うと、Billyさんの方が、Barrieには合ってるんじゃないかなと思いました。

 

Silvia役のChristyさんも、お綺麗だしチャーミングで……♡

「All That Matters」では、本当に優しいママで、「What You Mean to Me」のほんのり甘い大人の温かいデュエットはうっとりしちゃいました~~♪

 

 

来日モノに行くのは、超久しぶりで、もっと言うと、ストーリーのある“作品”を観に行くのは初めてだったんですけれど、本当にいいもの観たな~~と思う観劇体験でした。

これ、たぶん日本人がすごく好きなタイプのお話だと思います。

2019年の日本版、楽しみすぎ!!