るるる と ららら

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クンツェ&リーヴァイ作品の良さを語る

ぼんじゅ!

「どうせなら歌に関係あるバイトしたいな~~」とずっと思ってるけど、そういうのってどうして全部怪しいニオイしかしないんでしょうね、初原です。

 

 

「レディ・ベス」を観たら、なぜか「モーツァルト!」が恋しくなって、

聴いていたら、「やっぱクンリー作品ええわ~~~」とかいう脳になっているので、

この際、開催します。題して、

 

ココがいいよね!

クンツェ&リーヴァイ作品!

 

圧倒的に、初原個人の好みの話にしかならない予感。←

それでは、さっそく行ってみましょう!

 

 

その1 絶妙な構成がいい!

クンツェさんがこれまでに脚本を書かれていて、日本で上演された作品で主要な作品、

エリザベート

モーツァルト!」

「レディ・ベス」

マリー・アントワネット」「レベッカもありますが、こちらは小説を原作としているので、ちょっと話が別です。自分が未見なのもあるので、今回は割愛させていただきます。ご容赦ください。)

どの作品にも、共通する点が2つあります。

 

1つは、歴史上の事実をベースにしていること。

もちろん、いくらかの脚色はされていますが、物語の起点や結末は史実通りです。

登場人物も、細部に至るまで実在の人物で固められています。

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そして、重要なのは、もう1つの点。

「そんな“事実”の中に織り交ぜられた、“架空(もしくはファンタジー)”」

エリザベート」におけるトート、「モーツァルト!」のアマデ、「レディ・ベス」のロビンがそれに当たります。

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これがすごくいい味というか、特徴的というか、絶妙だと思うんです。

舞台上の9割が実在した人物・出来事である中、1人だけ、とか、一部だけ、とか。

だから、物語の主要な部分の邪魔をしていない。決して歴史を曲げることはない。

でも、存在感はすっごくあるし、作品としては、なくてはならない要素にちゃんとなっている。

ロビンなんか、本当にいたんじゃないかと思っちゃうくらいです。

トートやアマデは完全にファンタジックな存在なので、実在はまずあり得ないんですけど、またこれが、ファンタジーすぎないんですよね。

ファンタジー要素もありつつ、描かれているのはあくまで人間ドラマ。

ここで2人が、魔法とかで物語の手助けとか進行とかしちゃったら、それはそれで冷めるんですよ、ファンタジックすぎちゃって。

そこの塩梅が、さすがですね~~~!!!

個人的に、ものすごく好きなジャンルがローファンタジーなので、正にこれです。好きです!!!

 

 

その2 絶妙な音楽がいい!

役者さんたちがよく「リーヴァイさんの曲は難しい」「歌うのが大変」と仰っているのを目にします。

でも、個人的には、リーヴァイ音楽聴いてて「うっわ、この曲意味わかんない」とか「え?今のどんな曲だった?ごちゃごちゃ過ぎて覚えてないわ」とかいう感じになったことがないんですよね。

つまり、リーヴァイさんの曲って、「譜面上は難しいことが行われているけれど、聴く側にはとても聴きやすい」音楽なんじゃないかと思うんです。

(自分が理論で音楽しない人なので、余計「難しい」のがどこなのかを理解できない、っていうのはあるかもしれませんが(笑))

大体どの作品でも、「これ!」っていう代表的なナンバーがありますよね。

代表的な曲になる、ということは、それだけ耳馴染みが良くて印象が強いということ。

でも、親しみやすさを求めていけば、必然的に、音符が少なくなってしまったり、単純な展開が多くなってしまったりするんですね。

そのギリギリのところを攻めているというのは、やっぱりすごい才能と勉強量なんじゃないかなーと思います。

クンツェ脚本でない、王家の紋章でも、アイシスの「もーどーかーしいーおーもいを~~♪」が、個人的には印象的でした。

 

もちろん、役者さんたちの歌いこなす力にも、要因はあると思いますけれどね。

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モーツァルト!」の「僕こそミュージック」は、歌詞(訳は小池先生だけど)と音楽と役者の見事なトリプルコンボで出来上がった、最強の1曲だと思ってる!最高!大好き!!

 

 

他にも、

「衣装・美術がいい!」

「人間の描写がいい!」

という点もあるのですが、クンリー作品は他国でも公演されているので、もしかしたら日本版だけの話になっちゃうかも……ということで、今回は触れないでおきますね。

 

いずれにせよ、歴史モノを描かせたら最強なんじゃないかと思う、クンリーコンビ。

個人的には、お2人にジャンヌ・ダルクを手がけていただきたいなとずーっと思ってます。もしくは、ロシア革命……!

ものすっごくドラマチックな話が出来ると思うんですけど、意外とミュージカル界が、この2つにノータッチなんですよねぇ。(ロシア革命は、今宝塚の宙組さんがやっていますが)

ま、どっちもやったとしても、果てしなく重い話になることは間違いないので、胃痛患者続出かもしれません(笑)

 

「レディ・ベス」再演が公演中、「モーツァルト!」と「マリー・アントワネット」の再演も決まりましたが、お2人の次の新作も楽しみ!です!